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1 本日のニュース紹介2)2016/7/11 日本経済新聞 夕刊を参照

東証1部に上場しているテレビCM制作2位のAOIPro3)株式会社AOI Pro.(アオイプロ)は、1963年に東京都港区で創業。テレビコマーシャルをはじめとする映像、コンピュータ・グラフィックス(CG)、Webなどあらゆる企業広告の制作を手がけ、日本で50年の歴史を持つ。KDDIや大塚製薬、アサヒ飲料などのCM制作を手掛けている。同3位のティー・ワイ・オー4)1982年、東京都港区で創業。日本コカ・コーラなどのCM制作を手掛けた。2016年3月16~19日にタイのパタヤで開催された、アジア最大の広告祭「アドフェスト2016」では、クリエイティブ・センター金野恵利香がコメンデーション賞をを受賞している。は経営統合5)2017年1月に共同持ち株会社を設立し、両社を傘下に置く方向で調整しているようです。する方針を固めたようです。

このニュースが、なぜ東南アジアへインパクトがあるかというと、両者ともすでに東南アジア市場で事業を行っていて、この2社が統合することで、シナジー効果が見込まれるからです。

AOIプロは、すでにシンガポールやタイ、インドネシア映像制作会社を抱えています。ティー・ワイ・オーは、同じ地域で、広告会社をグループに持っています。よって、統合により補完性があり、相乗効果6)インターネット上の動画広告の制作を受託、VR映像の制作ノウハウの蓄積に向けた投資に注力を当てていくそうです。が見込めるのです。

この2社が経営統合することで、首位の東北新社を抜いて国内シェアでトップに立つ見通しです。

この経営統合で、インドネシアやタイ、シンガポールといった東南アジア市場を開拓していくかが見所です!

 

2 知識を広げておこう:インドネシア・タイのメディア関連会社、日系企業による東南アジア進出した映像製作会社

せっかくなので、インドネシアとタイのメディア関連会社、日本の映像製造プロダクションの東南アジア進出事例を見ていきます。

2.1 GMCグループ

インドネシア最大手メディア財閥PT.Global Mediacom Tbk。同グループ傘下には、民間初の全国テレビ放送局RCTIを中心に、全国放送テレビ局を3社、新聞/ラジオ/雑誌/Web/モバイルコンテンツなどメディアに関する幅広い事業分野でのビジネス展開をしています。7)“出典:インドネシアにおけるTV番組共同制作及び関連ライセンス事業の展開について”、http://www.itochu.co.jp/ja/news/2013/1305172.html

2.2 Kantana Group Public Company Limited

タイのバンコクに本社を構えるタイ最大の映像制作プロダクション。ドラマ・映画・ポストプロダクション等の映像制作をはじめ、衛星放送チャンネルの番組制作・運営、広告代理業やイベントの企画・運営、マーケティング、大学運営等、エンタテインメント関連事業を多角的に展開しています。インドネシア、ベトナム、カンボジアにも支社を保有し、東南アジア有数の総合エンタテインメントグループ企業です。8)出典:”制作プロダクション会社 「株式会社カンタナ ジャパン」 設立のお知らせ”、http://www.nikkatsu.com/company/news_release140630_1796.html

2.3 株式会社カンタナ ジャパン

日活株式会社と、タイの映像制作プロダクション、Kantana Group Public Company Limited、日本テレビ放送網株式会社が共同出資で作った制作プロダクション合弁会社。CG、アニメーション、映画、ドラマ、CM等の制作の分野で、東南アジアを中心に事業を運営している。9)出典:”制作プロダクション会社 「株式会社カンタナ ジャパン」 設立のお知らせ”、http://www.nikkatsu.com/company/news_release140630_1796.html

それでは、次のニュースを楽しみに!

 

References   [ + ]

1, 2. 2016/7/11 日本経済新聞 夕刊を参照
3. 株式会社AOI Pro.(アオイプロ)は、1963年に東京都港区で創業。テレビコマーシャルをはじめとする映像、コンピュータ・グラフィックス(CG)、Webなどあらゆる企業広告の制作を手がけ、日本で50年の歴史を持つ。KDDIや大塚製薬、アサヒ飲料などのCM制作を手掛けている。
4. 1982年、東京都港区で創業。日本コカ・コーラなどのCM制作を手掛けた。2016年3月16~19日にタイのパタヤで開催された、アジア最大の広告祭「アドフェスト2016」では、クリエイティブ・センター金野恵利香がコメンデーション賞をを受賞している。
5. 2017年1月に共同持ち株会社を設立し、両社を傘下に置く方向で調整しているようです。
6. インターネット上の動画広告の制作を受託、VR映像の制作ノウハウの蓄積に向けた投資に注力を当てていくそうです。
7. “出典:インドネシアにおけるTV番組共同制作及び関連ライセンス事業の展開について”、http://www.itochu.co.jp/ja/news/2013/1305172.html
8, 9. 出典:”制作プロダクション会社 「株式会社カンタナ ジャパン」 設立のお知らせ”、http://www.nikkatsu.com/company/news_release140630_1796.html