はじめに
世界の皆さん、こんにちは!
ブタペストの寒すぎる冬にオススメの観光地こそ、温泉です。
訪れる前に、冬の温泉は寒いという記事を幾つか読んでいたため、
あまり期待をせずに行ったのですが...結果として大満足!
セーチェニ温泉とゲッレールト温泉です。
ゲッレールト温泉は内装が芸術的でステキということでそれぞれオススメしてもらいました。
1 入浴前に知っておきたいこと
1.1 持ち物
水着:セーチェニ温泉とゲッレールト温泉はどちらも混浴でした
どちらも施設内で購入可
サンダル:建物が広く移動の際にあると便利、素足でも構いませんが床があまりキレイではないので
気になる方には特にお勧めします、購入可
タオル:レンタルも出来ますが、デポジットを払う必要があります
わざわざ小銭入れを持って移動するのも面倒なので、持参したほうがいいかも
水泳キャップ:温泉では必要ありませんが、プールに入る際はマスト
1.2 ロッカーとキャビンの違い
ハンガリーの温泉ではロッカーを利用するかキャビンを利用するかで値段が変わります。
キャビンの場合はプライベートスペースが確保されます。
セキュリティーが心配であればキャビンのほうが安心かもしれません。
ロッカーは日本の銭湯でよく見られるような、いわゆる共同のロッカーです。
男女別、購入時にもらえるリストバンドで施錠できます。
1.3 チケットの購入と入場方法
チケット売り場で必要なチケットを購入すると、
リストバンドが渡されます。これを入り口の機械に通すことで入場できます。
このリストバンドがキャビンorロッカーの施錠においても利用されます。
帰りはこの改札でリストバンドを返却する必要があります。
くれぐれも無くさないように!
2 セーチェニ温泉
セーチェニ温泉は何と言ってもヨーロッパで最も大きな温泉です。
館内も迷ってしまうほどの広さ。
ちなみにセーチェニ温泉では、着替えてから室内の温泉に向かうためには
一度屋外を横断して向かいの棟まで移動せねばなりません。
訪れたのは1月上旬、最低気温がマイナス12度の日でした。
とは言え、水着姿で駆け抜けるしかありませんでした。
この瞬間だけは地獄です。
外気温差が激しいため、湯気がすごいです。
そして、この温泉を有名たらしめたのは...チェス!
外の気温はマイナスでも、温泉は冬であれば36から38度程度が
保たれていました。
ただ、場所によってはもっと低いところもあるので要注意。
首までしっかりと温泉に浸かっていれば全然寒くありません。
こんな優雅な光景を見ながら温かな温泉に浸かれるなんて
極上に贅沢な気分です。
正式名称:Gellért Thermal Bath
住所: Budapest, Kelenhegyi út 4, 1118 ハンガリー
営業時間:月〜日: 6:00-20:00
入場料金:キャビン5400ft (週末5600ft)
ロッカー4900ft(週末5100ft)
電話番号:(1)363-3210
[地図・アクセス]
地下鉄1番線 Széchenyi fürdő駅から徒歩すぐ
3 ゲッレールト温泉
1918年に建てられたゲッレールト温泉は、アールヌーボー様式のホテル・ゲッレールト内にある
芸術的な内装の温泉です。
温泉だけではなく、受付の内装も美しい。
館内中央にはプールがあります。
さらに奥に進むと左右に温泉があります。
左右それぞれに、向かい合わせになる形で2つの温泉があります。
温度が異なるので好みの温泉を探してゆっくりしましょう。
38度前後と比較的高めの温度のものもあります。
横にはシャワーとサウナも完備されています。
館内の様子はというと、
ハンガリー人よりは、イタリア人の観光客が多かった印象です。
特にカップル。日本では考えられないほどイチャイチャしています。
ちなみにこちらの温泉にも屋外温泉は完備されていますが、
セーチェニ温泉と比べると規模はだいぶ小さいです。
また、冬場は屋外サウナと屋外プールが使用できません。
正式名称:Gellért Thermal Bath
住所:Budapest, Kelenhegyi út 4, 1118 ハンガリー
営業時間:月〜日: 6:00-20:00
入場料金:キャビン5300ft (週5500ft)
ロッカー4900ft(週末5100ft)
電話番号:(1)466-6166
[地図・アクセス]
おわりに
いかがでしたか。
寒いブタペストの冬にこそ温泉に浸かって
極上気分を味わいましょう。
旅の疲れを癒すのにぴったりですよ。